ダイヤモンド・グレーディングレポート(鑑定書)は、米国宝石学会(G.I.A)によって定められた4Cと呼ばれる品質評価国際基準に基づいて判定された評価を表記したもので、各機関によって独自の書式で発行されています。 ダイヤモンド・グレーディングレポートは、いわば、ダイヤモンドの診断書のようなもので、あらゆる角度から測定・検査を行い、ダイヤモンドの品質をバランスよく判断したものになります。4C(カラー、カラット、クラリティ、カット)の他に、ダイヤモンドの直径、紫外線を照射したときの蛍光性の強さなどが記載されています。 こちらではそのグレーティングレポート(鑑定書)の読み方をご案内しております。
日本国内におけるダイヤモンド鑑定では、最大シェアを誇る鑑定機関です。
ベルギーにある世界的に権威を誇る鑑定書発行機関「HRD(ダイヤモンド・ハイ・カウンシル)」と提携関係にあり、常に最新かつ正確な機材、情報、技術によって公平な鑑定を行
うことをモットーとしており、その信頼性には定評があります。鑑定書(ダイヤモンドグレーティングレポート)の発行部数は、世界最大級を誇り、日本の宝石業界では標準的な存在となっています。
最も美しい輝きを放つ言われているラウンド・ブリリアント・カットのほか、マーキーズ、オーバル、ハート・シェイプ、ペア・シェイプ、プリンセス、エメラルド、シングル、テーパーなどがあります。ラウンドブリリアントカット以外を総称してファンシーカットと呼びます。
ダイヤモンドの直径と高さ(深さ)を記載しています。
ダイヤモンドの重さ。1カラットは0.2gに相当します。
カラーグレードの検査では「無色」を最高として、わずかずつ黄色味や褐色味を増していく度合いによって等級分けがなされます。全くの無色を「D」とし、黄色味や褐色味が増す毎にZまで23段階に分類されます。
ダイヤモンドの透明度を表したもの。10倍の拡大鏡でダイヤモンドを見て光の透過を邪魔する内包物がどれだけあるかで決定しま す。FLをトップとしてI3まで11段階で表示。
カットはダイヤモンドの形のバランスと仕上げを表しています。カラー、カラット、クラリティは自然が決定しますが、カットは熟練したカット職人の技によって左右されます。最新の技術と経験に裏付けられた職人技によってバランスよくカットされたダイヤモンドは、光をよく取り込み、きらめきを増幅させ、限りなく価値を高めます。
ダイヤモンドに紫外線を当てる事により発する蛍光の色調や強さのこと。ダイヤモンドの取引においては、この蛍光性はマイナス評価となることが多いです。ダイヤモンドの売買市場で、蛍光性を否定 的に捉える業者が多く存在するため、販売先が限定されるというのが主な理由です。
NONE /FAINT/MEDIUM BLUE/STRONG BLUE /VERY STRONG BLUEの5段階で表示